まだまだ花の季節

今年の春の気候はなかなか難しいですね。3月末から4月上旬まで暑いくらいの日も多く、今年も開花は早いかなと思っていたら、4月中旬から一転、雨の日や肌寒い日も多く、作物も止まってしまったような気がします。

もともと果樹農家はこの春に大きな影響を受けやすいです。遅霜による新芽の傷み、気温の急激な上昇、また、雹が降りやすいのもこれから5月頃になります。

昨年よりも今年の開花は長く、遅い感じとなっております。そのため、果実になる時期も昨年よりも遅れてきます。

綺麗に咲いている花たちはまだまだあります。まずはブルーベリー。

リンゴ。今年は成るかな?ほんのりピンクのかわいらしい花ですね。

昨年は既にキウイの花は咲いていましたが、今年はまだ足踏み・・・。またアップしますね。

花冷え

3月中旬までは暖かい日も多く、今年も例年より、萌芽、開花が早そうだなと感じていたのですが、ここへきて肌寒い日も多く花冷えとなる日が多いです。雨風の強い日も多く、なかなか受粉作業に苦労しています。

桃も綺麗に咲き誇っていますが、7分咲きといったところです。開花確認は早かったのですが、ここへきて足踏み状態。

キウイも蕾が見え始めてきましたが、まだ摘蕾作業はできなさそうです。昨年は4月1日から作業していたので昨年よりは少し遅めですね。昨日も霜が降りましたが、遅霜の被害にあわないよう願ってます。

リンゴも花芽が展開していました。今年は収穫できるかな、と期待しています。

落ち葉掃きと元肥

今年は12月が比較的暖かい日が多かった中で、ここへきての急激な寒さで一気に果樹も落葉しました。その落ち葉掃き作業に追われています

ブドウも紅葉すると綺麗です。見た目には楽しめますが、なかなか葉っぱが落ちませんでした。

落葉には来年の病気のもととなる菌が残ってしまうため、落ち葉を一か所に集めます。減農薬のための病気予防です。そのまま一年置いておくとふかふかな堆肥になります。

綺麗になった畑には来年度分の肥料を入れます。この時期はじんわり効かせたいので有機質肥料をいれます。そのなかでこの2つの肥料は愛用しております。

エコ574というぼかし肥料です。ぼかし肥料とは有機肥料に発効や微生物の分解をさせた肥料のことを言います。元肥に必要なリン酸分も高く、愛用しています。

ヤシガラの炭をベースとした土壌改良剤です。肥料業者が「おすすめなのでぜひ試してほしい」といわれたのがきっかけで使い始めました。使用後の果実の味や肥大が格段とよくなりました。それ以降毎年使用しています。

これらの肥料はほんの一部です。堆肥や鶏糞を含め8~10種類の肥料をブレンドしています。偏りを出さないように気をつけながら、肥料撒きにもこだわっています。その年の果実の成り具合や生育を見ながらの計算になりますので、最後は感覚の部分もありますが、来年の味が少しでもよくなればいいなと思います。

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