果樹の管理大忙し

今年はいつになく暑い日の多い春となりました。夏日もちらほらありましたし、場所によっては30度超えの日もありましたね。

その為、早くから動き出した果樹の芽たちは休むことなくどんどん進んでいます。私たちもいつも以上にペースを上げて作業に取り組んでいます。

梨の様子

栽培体験会で受粉してもらった幸水です。順調に着果しました。ここから果実を選別する摘果作業に入ります。この作業は去年は5月のゴールデンウイーク明けから取り組んでいました。

イチジクの芽かき作業。イチジクは果実ではなく枝の数を整えることで実の数を調整します。こちらも5月の作業ですが、もう取り組んでいます。今日は久しぶりに寒かったので、ハウスで作業を行いました。暑い日ではまだ体が慣れていないので、熱中症の危険もあるためハウスでの作業は控えていました。

キウイの受粉作業。4月~5月のメインの作業です。白い雌しべに花粉をつけていきます。今年はもうレインボーレッドの花は終わり、東京ゴールドの花へと移りました。

こういう早く進んでいるときは栽培において意外と大きな落とし穴があるものです。十分に目を配りながら大事に育てていきたいと思います。楽しみにしていてください

立川市果実品評会

9月も半分過ぎてしまいました。日誌に載せようと思っていたネタも溜まりに溜まってしまいました。今年からナシが加わり、ブドウ、ナシ、イチジクと充実した8月末から9月を過ごさせていただきました。多忙な日々ながらもこの実りの季節の喜びを皆様と共有できて嬉しい限りです。皆様からの喜びの言葉は私たちの励みになります。ありがとうございます。

9月2日、立川市果実品評会が開催されました。当園からはナシ、ブドウ、イチジクを出品し、ブドウ「シャインマスカット」が特別賞(金賞)に選ばれました。ブドウ「藤稔」、ナシ「豊水」、イチジク「桝井ドーフィン」も優秀賞(銀賞)に選ばれました。

今年は早い梅雨明けからの猛暑続きで大変な一年でしたが、評価されて良かったです。市内の果樹農家と切磋琢磨しながらよりよい果実をご提供できるよう引き続き頑張りたいと思います。

日本農業新聞(8/25)に掲載されました

8月25日付の日本農業新聞の首都圏版に髙橋果樹園のイチジク(根圏制御栽培)が掲載されました。

イチジク栽培に取り組み始めて13年ほど経ち、様々な経験をしてきた中で考案した根圏制御栽培を取り上げて頂きました。イチジクは完熟の果実をすぐにお客さんへお届けできる都市農業ならではのフルーツです。このようなやり方もあるということで、広く普及し、都市農業が更に発展すれば嬉しい限りです。

まだまだイチジクのシーズンは続きます。皆様にお楽しみで頂けるよう、収穫に励みます。

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