今年度の柿の終了・剪定開始
本日(12月4日)の直売会をもって、本年度の柿が終了となりました。最後は落葉して果実がむき出しとなってしまい、傷やら虫刺されのB品しかお出しできなかったのは残念です。それでも太秋をはじめ、太雅・麗玉などの新品種や、栽培管理など手ごたえを感じた年となりました。多くのお客様から嬉しいお言葉をいただき、ありがたいです。
冬の足音が近づくにつれて、葉も落ち、剪定の季節となってきました。例年通り梅からスタートしました。
昨年植えた梅ですが、1年で樹もしっかりとしてきました。2022年はごく少量の収穫ができそうですが、2023年が多くの収穫が見込めそうです。すぐに収穫といかないのは、もどかしいですが、剪定を通して見える少し先の世界に希望や夢がありますね。
品種も人気の「南高梅」どのように仕上がるか楽しみです。あまり事例の無い梅の栽培方法の「垣根仕立て」です。過去に父が植えた梅を管理したことがありますが、梅の枝は意外とトゲのように鋭く、きれいな果実に仕上がらなかった経験があったので、このような手法をとりました。
この栽培方法が梅栽培を変えるのでは!?という希望を感じるのも楽しみです。新しく入ったスタッフと共に剪定を行いましたが、特に悩んでいそうな様子も無かったように感じます。これからの果樹栽培においては剪定の簡素化が至上命題なので、積極的に取り組んでいきたいと思います。