石川酒造より米ぬかをいただきました
先日、東京福生市にある石川酒造さまより、米ぬかを分けていただきました。
石川酒造といえば東京の銘酒である「多摩自慢」を手掛けております。建物や大きな樹木からは歴史と伝統を感じます。「酒呑みテーマパーク」として取り組み様々なクラフトビールやレストランもあり、歴史の中にも新しい風を感じることができます。
今回いただきました米ぬかは「なかぬか」と呼ばれる部分です。お酒を造る工程の中で、米を削っていきます。最初の10%を削ったものが赤ぬかと呼ばれます。そこからさらに10%削ったものを、今回の中ぬか、さらに削ったものが白ぬかとなります。白ぬかはおせんべいの材料にもなるそうです。今回お話を伺って非常に勉強になりました。
今まで肥料はできていたものを購入していましたが、近年の状況を踏まえてなにか取り組みができないかと考えている中でこのようなお話をいただけて非常にありがたかったです。SDGsや循環型社会など様々な考え方がある中で、高橋果樹園が無理なくできることを模索しているところでした。
今回の米ぬかを堆肥などに混ぜ、有機肥料にして畑に還元できれば良いなと考えています。すぐには成果が表れるものではないですが、徐々に徐々に循環型の一部を形成できればいいですし、それによりより果実がおいしくなれば最高です。
より一層オリジナルな果実になるよう、チャレンジしていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
今回お話をいただきました石川酒造様には厚く御礼申し上げます