枇杷の幼果

剪定が終了しました。今年はキウイから始まり、スモモ、プルーン、桃、柿、ブドウ、ブルーベリー、イチジク、梨と一通りすべて切りました。多くの品目の剪定は覚えるのが大変ですが、逆に覚えてしまえば難しくはありませんし、従来にない仕立方や、誘引など新しいアイデアが生まれます。

とりあえず、芽が動く前に終了してほっとしました。

スモモはもう花芽が充実して今にも咲きそうな状態です。桜の開花予想も発表されましたね。東京は3月19日ということです。桜に負けないくらい、このスモモや桃の花は綺麗ですし、花見を楽しめるのは果樹農家の特権です。

また、ビワの畑も見回ったら、幼果がしっかりとできていました。品種はなつたよりという品種です。小ぶりですが甘くビワの風味が美味しい品種です。楽しみです

日々剪定

立春を過ぎ、段々と暖かい日が増えてきました。日も長くなってきた気がします。

髙橋果樹園では毎日、剪定作業をしています。農家仲間が、冬のシーズンは修行僧のように黙々と樹を切ると言っていましたが、まさにそのような状態です。ただ、当園ではスタッフに剪定指導しているので、黙々と、まではいかないですかね。

さて、スモモ、プルーン、桃の剪定が終わりました。これらの品目は核果類(種が中央に大きくある果実)にあたり、とにかく樹が固いです。仕立ての形を作るうえでは、しなるのでやりやすいのですが、太い枝を無理して剪定ばさみで切ろうとすると、手首が悲鳴をあげます。腱鞘炎に気をつけながら取り組んでます。

今年はスモモ、プルーンの長梢剪定に取り組んでみました。長く徒長した枝をそのまま使うという斬新な手法です。うまくいけば、夏場の不要な枝の判断がしやすく、管理がより行き届くようになりそうです

桃は剪定をなかなか単純化できないので例年通り切りました。ですが、より果実を充実させるため、すこし強めに剪定しました。花芽は膨らんできています。例年より開花は早そうですね。

スタッフに剪定指導といいますが、なかなか言葉で表現することは難しいです。こう切るとこうなるだろう、あくまで経験に基づいた予測にすぎません。農業において「果樹は後継が難しい」といわれる所以はおそらくこの剪定にあると思います。近年は剪定の簡略化の手法がどんどん生まれてきています。積極的に取り入れながら、でも昔からある技術を大事にしながら、指導にも熱を入れていきたいと思います!

キウイフルーツの萌芽

日に日に気温が上がっていて、髙橋果樹園では過去見ないほどの早い春の景色となっています。

スモモは花が咲き始めました。

 秋さやか
秋姫

去年植えたキウイフルーツの萌芽も始まっています

レインボーレッド

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、まだお彼岸まで日はあります。明日も寒いようですし、遅霜が怖いです

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