梨の補植
3月に入り、一気に暖かくなりましたね。梅も嬉しそうに咲き始めました。まだ樹が小さいので花を楽しむには迫力不足ですが、かわいいです。
梨の補植を行いました。2年前に植えたのですが、温度管理など難しい点もあり1割の20本程度が枯死してしまいました。
植え替えは初めてでしたし、根圏栽培は植え替えが容易というイメージがあったのですが、これまた意外と大変でした。枯死したとはいえ台木は生きているものもあり、水を吸った土とともに撤去が大変でした。
それでも慣れてくると段取りよく進みました。植え替えの様子です。専用の培土を利用しており、それをしっかりと水を吸わせながら苗を植えました。
苗の様子です。根っこは2種類あり、地中を養分のあるところを求めてどんどん掘り進めていくフロンティア的な根っこと、養分を吸う細根です。太い根っこは折ることにより、細根のでを促すのがポイントです。
一通りの作業が終わると綺麗な形に出来上がります。2年の差があるとはいえ、うまく活着してくれると嬉しいです。今回の補植で新品種の「甘太」を導入しました。楽しみですね!