立川市品評会

立川市品評会が開催されました。例年ですと農業祭にあわせて開催されますが、今年度は新型コロナウイルスの影響により、農業祭は中止し、品評会も日にちをずらして開催されました。

当園も柿(太秋、東京紅、次郎)とキウイフルーツ(レインボーレッド、東京ゴールド、ヘイワード)を出品しました。

立川市内の農産物限定といっても170点近くの様々な農産物が出品されました。どれも選りすぐりのものでした。

その中で、当園の太秋が東京都知事賞を受賞することができました。

皆様にお届けしている太秋も大変喜んでいただき感激しておりますし、このような栄えある賞を受賞でき、とても光栄です。

今年度の太秋は明日の直売会のわずかな数量をもって終了となります。様々な嬉しい評価を頂き、また来年も皆様に喜ばれる美味しいものを作ろうと感じました。

果樹栽培において一番難しいことは「毎年、同じ品質のものを、同じ量収穫すること」です。

これから果樹は落葉し、剪定します。また来年も今年と同じように皆様方に喜ばれることを想いながら、剪定に取り組みます。

柿の仕立て方

髙橋果樹園では様々な果樹の仕立方法を導入しております。東京都農林総合研究センターでの研修生時代に学んだことや視察、本などから検討し導入しています。

今回は柿の仕立て方をご説明します。

当園の仕立方は「垣根仕立て」となっております。柿においてのこの仕立方はあまり例がないと感じております。ただ多くのメリットを有するため、今でもこの仕立方にしてよかったと実感しております。

低い位置に果実を有するため、収穫が非常に楽です。脚立に乗らなくても収穫できる場所が多くあります。

また、樹が棚線につかまっているため、台風などでの被害を抑えられます。そして、通路が明確で除草や、肥料後のトラクターなどが容易に行えます。

果実の大きさや味は摘蕾・摘果で多くは決まりますが、この仕立方はすべての葉に光が当たりやすく光合成もよく促され、よりよい果実に仕上がります。

11月の上旬も終わりを迎え、太秋から東京紅、次郎柿へのシーズンとなりました。柿は風邪予防にいいとされております。果物でビタミンを取って、風邪などひかぬようにしましょう!

東京都農業祭品評会

11月2日に東京都農業祭品評会が行われました。品評会とは農家が選りすぐりの生産物を出品し、より優れているものに賞を贈るものです。今回は東京都ということで規模は大きく都内全域の農家から出品があります

髙橋果樹園からは、柿(太秋、東京紅)とキウイフルーツ(東京ゴールド)を出品しました。

残念ながら、今回は特別賞(金賞)には入選できませんでしたが、キウイフルーツが優秀賞(銀賞)、柿の東京紅が良好賞(白賞)に選ばれました

来年度への励みとなりました。

柿の収穫は太秋から東京紅へと移りつつあります。東京紅は11月2日にラジオのNACK5の「Good Luck Morning」(6:00~9:00)に当園のものを紹介されました。アロハ太郎さんから「甘くて美味しい」と絶賛いただき、嬉しい限りです。

オンラインでも数量限定で販売予定です。ぜひご賞味ください。

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