東京都農業祭品評会2021

昨日11月2日、明治神宮にて東京都農業祭の品評会が行われました。

当園からは柿(太秋、東京紅)とキウイフルーツ(東京ゴールド)を出品しました。

都心で行われるため、提出時間は朝7時ととても早いのですが、早起きして朝採りを準備しました。

夕方に連絡があるとのことで、一日そわそわしておりました(笑)

結果は特別賞(金賞)入賞!

3~4年くらい入賞していなかったので喜びもひとしお。今年は栽培方法も見直し、いけるとは思っていたのですが、、いざ連絡を聞けるとほっとしましたし、嬉しいですね。

入賞の品はもちろん太秋です。

明治神宮まで雄姿を見に行くことはできませんでしたが、送り出した様子は収めておいたので十分です。

品評会はもちろん、販売していても今年の太秋は皆様に喜んでいただけて、この栽培管理に自信を深めているところです。

果樹農家の永遠のテーマ「毎年、同じ品質のものを同じ量収穫する」

来年も同じクオリティーのものができるよう精進します。

太秋柿とレインボーレッド

太秋柿の収穫がピークを迎えました。今年は、数は少なくとも良質・大玉のものを作るというテーマのもと取り組みました。花の蕾をとる摘蕾作業の他に、小さいうちに果実を摘み取る摘果作業にもこだわりました。

また、天候にも恵まれ、その結果1玉当たりの大きさが昨年よりも大きく、糖度も十分にのった甘い太秋柿になったと今年の成りには満足しています。ぜひご賞味いただければと思います。

一方で秋の果実のキウイフルーツのうちレインボーレッドは不調でした。今年は開花が例年よりも10日程度早かったのですが、花のころに寒さにあたってしまったのか、果実がシワシワに…

昨日収穫しましたが、このシワシワの果実が3割から4割…、こちらも1年間、作物に向き合ってきたので寂しい限りです。一方で、東京ゴールドは良質な大玉になりました。

レインボーレッドは東京ゴールドなどに比べ、比較的樹勢の弱い品種でありますが、こうも負けてしまって残念です。原因を断定できませんが、これからも春が暖かく(暑く)なればなるほど、この問題に悩まされるようになるのか…心配です。

数量は少なくなりそうですが、直売会などで販売致しますので、ぜひご賞味ください。11月に入りましたら販売予定です。

太秋柿

10月もはや一週間、だいぶ陽が暮れるのが早くなってきて秋の深まりを感じます。

今年は春先の暖かさによって果樹の収穫が早い1年です。それは柿も同じようです。

新秋柿もそろそろ終盤を迎え、次に採れるは太秋柿…

条紋とよばれるスジも出始め、だいぶ熟してきました。農業試験場での研修時代も、太秋柿はもともと染まらず青くても甘いと教えられてきました。

でもここからもう少し我慢すると甘みがのると思っています。

サクサク食感を残しつつ、ぎりぎりまで熟させて甘くさせたいです。私もこの太秋柿がどの柿よりもおいしい品種だと思いますし、大好物です。

皆様にも美味しい太秋をお届けできるよう、もう少し見守ります。台風だけは来ないでほしいですね。

ギフト・ご自宅用、オンラインで受け付けておりますのでぜひお申し付けください。

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