落ち葉掃きと元肥

今年は12月が比較的暖かい日が多かった中で、ここへきての急激な寒さで一気に果樹も落葉しました。その落ち葉掃き作業に追われています

ブドウも紅葉すると綺麗です。見た目には楽しめますが、なかなか葉っぱが落ちませんでした。

落葉には来年の病気のもととなる菌が残ってしまうため、落ち葉を一か所に集めます。減農薬のための病気予防です。そのまま一年置いておくとふかふかな堆肥になります。

綺麗になった畑には来年度分の肥料を入れます。この時期はじんわり効かせたいので有機質肥料をいれます。そのなかでこの2つの肥料は愛用しております。

エコ574というぼかし肥料です。ぼかし肥料とは有機肥料に発効や微生物の分解をさせた肥料のことを言います。元肥に必要なリン酸分も高く、愛用しています。

ヤシガラの炭をベースとした土壌改良剤です。肥料業者が「おすすめなのでぜひ試してほしい」といわれたのがきっかけで使い始めました。使用後の果実の味や肥大が格段とよくなりました。それ以降毎年使用しています。

これらの肥料はほんの一部です。堆肥や鶏糞を含め8~10種類の肥料をブレンドしています。偏りを出さないように気をつけながら、肥料撒きにもこだわっています。その年の果実の成り具合や生育を見ながらの計算になりますので、最後は感覚の部分もありますが、来年の味が少しでもよくなればいいなと思います。

今年度の柿の終了・剪定開始

本日(12月4日)の直売会をもって、本年度の柿が終了となりました。最後は落葉して果実がむき出しとなってしまい、傷やら虫刺されのB品しかお出しできなかったのは残念です。それでも太秋をはじめ、太雅・麗玉などの新品種や、栽培管理など手ごたえを感じた年となりました。多くのお客様から嬉しいお言葉をいただき、ありがたいです。

冬の足音が近づくにつれて、葉も落ち、剪定の季節となってきました。例年通り梅からスタートしました。

昨年植えた梅ですが、1年で樹もしっかりとしてきました。2022年はごく少量の収穫ができそうですが、2023年が多くの収穫が見込めそうです。すぐに収穫といかないのは、もどかしいですが、剪定を通して見える少し先の世界に希望や夢がありますね。

品種も人気の「南高梅」どのように仕上がるか楽しみです。あまり事例の無い梅の栽培方法の「垣根仕立て」です。過去に父が植えた梅を管理したことがありますが、梅の枝は意外とトゲのように鋭く、きれいな果実に仕上がらなかった経験があったので、このような手法をとりました。

この栽培方法が梅栽培を変えるのでは!?という希望を感じるのも楽しみです。新しく入ったスタッフと共に剪定を行いましたが、特に悩んでいそうな様子も無かったように感じます。これからの果樹栽培においては剪定の簡素化が至上命題なので、積極的に取り組んでいきたいと思います。

12月の直売会スケジュール

12月の直売会スケジュールとなります。皆様のお越しをお待ちしております。

4日(土) 10:00~

6日(月) 10:30~

11日(土)はお休みいたします。

13日(月) 10:30~

18日(土) 10:00~

20日(月) 10:30~

★年内最終★ 25日(土)10:00~ 東京ゴールドキウイ特売

早いもので12月のスケジュールとなりました。年内最終の直売会は12月25日とさせていただきます。今年一年の感謝を込めて東京ゴールドキウイの特売をやらせていただきます。数量限定となるかと思います。皆様のお越しをお待ちしております。

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