柿の仕立て方

髙橋果樹園では様々な果樹の仕立方法を導入しております。東京都農林総合研究センターでの研修生時代に学んだことや視察、本などから検討し導入しています。

今回は柿の仕立て方をご説明します。

当園の仕立方は「垣根仕立て」となっております。柿においてのこの仕立方はあまり例がないと感じております。ただ多くのメリットを有するため、今でもこの仕立方にしてよかったと実感しております。

低い位置に果実を有するため、収穫が非常に楽です。脚立に乗らなくても収穫できる場所が多くあります。

また、樹が棚線につかまっているため、台風などでの被害を抑えられます。そして、通路が明確で除草や、肥料後のトラクターなどが容易に行えます。

果実の大きさや味は摘蕾・摘果で多くは決まりますが、この仕立方はすべての葉に光が当たりやすく光合成もよく促され、よりよい果実に仕上がります。

11月の上旬も終わりを迎え、太秋から東京紅、次郎柿へのシーズンとなりました。柿は風邪予防にいいとされております。果物でビタミンを取って、風邪などひかぬようにしましょう!

東京都農業祭品評会

11月2日に東京都農業祭品評会が行われました。品評会とは農家が選りすぐりの生産物を出品し、より優れているものに賞を贈るものです。今回は東京都ということで規模は大きく都内全域の農家から出品があります

髙橋果樹園からは、柿(太秋、東京紅)とキウイフルーツ(東京ゴールド)を出品しました。

残念ながら、今回は特別賞(金賞)には入選できませんでしたが、キウイフルーツが優秀賞(銀賞)、柿の東京紅が良好賞(白賞)に選ばれました

来年度への励みとなりました。

柿の収穫は太秋から東京紅へと移りつつあります。東京紅は11月2日にラジオのNACK5の「Good Luck Morning」(6:00~9:00)に当園のものを紹介されました。アロハ太郎さんから「甘くて美味しい」と絶賛いただき、嬉しい限りです。

オンラインでも数量限定で販売予定です。ぜひご賞味ください。

太秋柿収穫開始

太秋柿の収穫が始まりました。早速昨日の直売会から販売致しております。

太秋柿はあまり色づきはない品種です。淡いオレンジで少し上の方が青みかかっているくらいに収穫します。おしりの方に条紋という筋が出ると完熟のサインとされています。

当園では、縄文が出てから少し樹上にならしておいてから収穫します。そうすることで太秋ならではのサクサク食感を残したまま、さらに甘みが深まります。甘さはくどくなく爽やかで後味すっきりしています。

見えにくいですが、写真の果実の頂点の部分から周りに出ている筋が条紋です。

また、オンライン販売で承っております柿詰合せの方も昨日から順次発送いたしております。箱に詰めると迫力があります。大玉だけを詰合せますと、空白が目立ってしまうため、なるべく多くを味わっていただけるよう小玉も交じっておりますがご了承ください。

長雨の影響が柿にも影響しておりますが、美味しい柿となっております。髙橋果樹園一押しの太秋柿ぜひご賞味ください。

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