落ち葉掃きと元肥

今年は12月が比較的暖かい日が多かった中で、ここへきての急激な寒さで一気に果樹も落葉しました。その落ち葉掃き作業に追われています

ブドウも紅葉すると綺麗です。見た目には楽しめますが、なかなか葉っぱが落ちませんでした。

落葉には来年の病気のもととなる菌が残ってしまうため、落ち葉を一か所に集めます。減農薬のための病気予防です。そのまま一年置いておくとふかふかな堆肥になります。

綺麗になった畑には来年度分の肥料を入れます。この時期はじんわり効かせたいので有機質肥料をいれます。そのなかでこの2つの肥料は愛用しております。

エコ574というぼかし肥料です。ぼかし肥料とは有機肥料に発効や微生物の分解をさせた肥料のことを言います。元肥に必要なリン酸分も高く、愛用しています。

ヤシガラの炭をベースとした土壌改良剤です。肥料業者が「おすすめなのでぜひ試してほしい」といわれたのがきっかけで使い始めました。使用後の果実の味や肥大が格段とよくなりました。それ以降毎年使用しています。

これらの肥料はほんの一部です。堆肥や鶏糞を含め8~10種類の肥料をブレンドしています。偏りを出さないように気をつけながら、肥料撒きにもこだわっています。その年の果実の成り具合や生育を見ながらの計算になりますので、最後は感覚の部分もありますが、来年の味が少しでもよくなればいいなと思います。

ブドウ・桃

ブドウの生育も進んでいます。

写真は藤稔になります。1玉が大きく肥大するように、なるべく玉数を制限しました。葛藤がありますが、順調に玉張りしています。昨年以上の濃厚さを感じてもらえるよう、管理していきたいと思います。皆様と感動を共有できるよう、完熟を迎えるまで管理を頑張ります

桃は収穫期を迎えそうです。

当園で最も早く収穫できる「恋みらい」です。早く収穫できるといっても例年7月10日ごろを設定していましたが、もう収穫できそうです。なので試食をしてみました。

上記写真の果実を収穫して2日後に試食しました。

糖度は12.5度でした。標準的な数字でしたが、桃の風味、甘さ、硬さは最高でした。じめじめした陽気の疲れを癒す、爽やかな桃の味でした。個人的には桃はしっかりとした歯ごたえが好きなので、このぐらいが食べ頃かなと感じました。桃の歯ごたえは収穫したての果実でしか味わうことができませんから。

もう少ししたら収穫しごろですね。お楽しみに!

桃の袋掛け

今日は暑かったですね!梅雨入りはどこへやら、真夏の天気でした。

今日の作業は桃の袋掛けをしました。桃も摘果が終わり、仕上げ作業の袋掛け。一つ一つ丁寧に思いを込めて掛けていきます。

かわいいサイズ感で、また少し桃の果実になりました。この品種は髙橋果樹園で最も早く収穫できる恋みらいです。

今年は天気も良く、葉っぱも綺麗に仕上がっています。綺麗な葉は光合成を促し、美味しい果実に繋がります。農業試験場で研修していたころは桃ではないですが、葉緑素の量を測るSPADを使っていたのを思い出します。

明日は市内の学校給食に当園の玉ねぎが使用されます。果樹作業の合間を縫って、玉ねぎ祭りです。無人直売機でも販売しておりますのでぜひどうぞ!

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