予想以上に早い春

気温が暖かく、例年よりも早く春の到来を感じます。

春の作業というと摘蕾作業(蕾を整理することで、花・果実の数を早期に調整します)や受粉作業、芽かき作業(新芽の数を調整します)と色々あります。例年ですとこれらが、ゆっくりと作業開始となるのですが、暖かい気候のおかげで一度にやってきました。正直なところ非常に焦りましたが、冬の剪定作業が比較的早く終わっていたため、なんとかやりくりできそうです。

三寒四温ということばがあるように、春が進むのはありがたいことですが、反動で急激な寒さが心配です。遅霜が来ないことを願うばかりですね。

梨の花の様子、受粉作業に追われています。

キウイの摘蕾作業。過去に3月にこの作業を行ったことは無いです。それほど陽気が暖かいということですね。

畑の見学会 初開催

3月28日、飲食店、企業様向けの畑の見学会を開催いたしました。午前中まで雨の降る天候で非常に不安でしたが、奇跡的に回復し、晴れ間の中で行うことができました。

初開催ということで事前にスタッフと準備をしてまいりましたが、多くの皆様にご参加いただけて盛況に行うことができました。

ブドウ、イチジク、柿、梨、桃、リンゴ、西洋梨、キウイなど時間の許す限りあらゆる品目をご案内させていただきました。

特に当園のこだわりである樹の仕立て方や、摘蕾摘果などの栽培管理、根圏制御栽培の様子などを説明しました。ご参加いただいた皆様からも熱心にご質問いただき、意見交換を含めながらお互いに有意義なより良い時間を過ごすことができたと実感しております

これから栽培管理の時間が多くなっていきますが、このような機会を定期的にご提供できるようにしてまいります。

飲食店ネットワークとの交流会

2月14日に東京の農家と飲食店をつなぐ交流会が行われ、都内農家として参加しプレゼンを行ってきました。高橋果樹園の他に、フードビジネスプロデューサーの石川様、東京西洋野菜研究会の野村代表も参加されました。このような農家と飲食店をつなぐ機会は初めて行われたということで緊張しました。

15分という短い時間の中で、精一杯当園のこだわりを伝えさせていただきました。なかでも一粒一粒選別をするブルーベリーや完熟収穫のイチジクには皆様の反応が大きく、興味を持たれた印象を受けました。サンプルとしてお渡ししたキウイ「東京ゴールド」も好評だったとお声がけいただきました。

会議室のプレゼン後は立川市内の商業施設グリーンスプリングスで開催されている東京西洋野菜研究会の「GREEN GROWN MARCHE」を見学。

その後移動し、立川市栄町にある「あみちゃんファーム」を見学しました。あみちゃんファームは、エディブルフラワーという食用花を中心に、水耕栽培のリーフレタス、また新規に今年度から高設水耕栽培のイチゴを栽培されています。飲食店の取引先を中心に考えられた経営をされていて、私自身も非常に勉強になり、飲食店の皆様に交じって参加した意義があったと感じております。

再度移動し、最後は国立市内にある「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」にて懇親会を行いました。こちらの相良シェフも以前にリンゴについてお問い合わせいただき当園までお越しいただいたことがあります。東京西洋野菜研究会の普段食べなれない西洋野菜が素敵な料理として出てきて美味しく頂きました。

ご参加ご紹介いただきました皆さま、ありがとうございました。

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