枇杷移植

訳あって、ビワを1本掘り取っていただき、移植することとなりました。

もちろん移植など考えたことも無かったですし、肥沃な土壌で育ったと思うので、根も広がってるのではないかと心配していました。が、造園植木屋さんにかかればあれよあれよと根鉢ができました。

綺麗に掘り起こされてます。農業試験場の研修時代に、植木の研修で作業体験したことがありますが、これが難しいんです。やたらと触るとボロボロ崩れてしまって。久しぶりに間近に見れて、懐かしい感じと、さすがのプロの技を感じました。

麻布を巻いています。この巻き方も工夫されてて勉強になりました。

あっという間に樹が傾いて移植可能な状態に。ここまで1時間。手早い。。

この枇杷には移動先でも頑張ってほしいですね。

粗皮削り

今年は粗皮削りに力を注いでいます。

樹皮の表面は時間が経過することで硬くなり、ひび割れた状態になります。そこにはいろいろな害虫が越冬するために隠れています。それを粗皮削りの作業、すなわち樹皮を削ることにより、中に潜む害虫を一気に減らそうというのが狙いです。被害を食い止め、減農薬にもつながります。

まずはブドウから。

ブドウの皮は筋状になっているので、繋がって剥けます。写真左が作業前、右が作業後になります。若干肌の色が違うのがわかりますか?

上に飛び出ている部分は。来年度の発芽する部分となりますが、そこも丁寧に削ってみると、います。

ややピンボケしてますが、白くなっている部分わかりますか?こちらが虫になります。このようなところに潜んでいます。ブドウはデリケートなので、すべて手作業で粗皮削りをしていきます。

つづいて柿とキウイです。柿とキウイは高圧洗浄機を使って、粗皮削りをしていきます。

昔は手作業でしていましたが樹が大きくなるにつれて、それも難しくなりました。高圧洗浄機の方が綺麗に剥がれますし、細かいところもピンポイントで狙うことができます。

こういった枝の分かれ目を重点的に狙っていきます。

最後にキウイフルーツ。爽快です。樹皮が飛んできます。

作業前

作業後

もはや色味が違います。ここまできれいになってくれると爽快です。地際は機械ではやりづらいので、鎌で掻いてみるとみるといました

樹皮の裏側に虫がいました。虫も必死ですから仕方ないですよね。でもこちらも必死です。今年も順調に育ってくれるよう、やれる準備はすべてします。綺麗になった樹木で、いい春を迎えられそうです。

苗木

なかなかアップする時間が持てず、申し訳ありません。溜めに溜めた話題を一気に書きたいと思います。

今年も苗木を買いました。今年は主にキウイフルーツ苗を多く仕入れました。

といいますのも、管理面積が大きくなったこともあり、何か品目を絞って展開していこうと考えました。そこで思い立ったのはキウイフルーツ。

やっぱり毎日食べたいフルーツです。

特に東京ゴールドは味、質ともにイエローキウイの中でも最高と思っております。もちろん今は赤色ことレインボーレッドが人気なのはわかっておりますので、そちらも今回の数に入っておりますが、東京ゴールドの将来性や地域ブランドを信じていきたいと思います。

今はいつまで品質を維持できるか試験中です。

写真は2月12日のものですがまだまだ品質はいい状態です。保冷庫内でも湿度管理やエチレンガスが溜まらないよう工夫をしております。

人気の為、2月いっぱいで販売終了となってしまいそうですが、3月まで保存ができるのか、試してみたいと思います。

購入した苗木は到着後すぐに仮植しました。今販売しているのキウイの成木たちのようになるのは5年後、10年後…。まだまだ現役、気長に頑張ります。

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