東京の農家で学ぼうツアー

3月13日、東京の農家で学ぼうツアーが高橋果樹園で行われ、都立瑞穂農芸高校の生徒2名と先生3名にお越しいただきました。

農園概要や栽培している果樹についてお話しました。また私ならではの話をしたいと思っていたので、果樹農家を新規で始めることについて伝えました。

せっかく果樹園までお越しいただいたので、座学だけではなく、実際に体験していただこうということで、「梨の根圏栽培の苗木定植」を実際に行っていただきました。

高校に根圏栽培の果樹が無いとのことでしたので、どのように成長していくか、根圏栽培のもととなる考え方を説明しながら、苗木を植えてもらいました。1本だけではなかなかすべてが伝わらなかったかもしれませんが、熱心に取り組んでくれたおかげで、私たちが作成したのと同じくらい綺麗に定植できました。乾燥した土をしっかりとすべて湿らせることが大事なのですが、よく染みてます。

時間が押してしまい、最後の完成を見せてあげることができなくて申し訳ありませんでした。瑞穂農芸の皆さん、綺麗に仕上がりましたよ!また見に来てくださいね(HPへのアップが遅れてしまい申し訳ありません)梨の果実の季節にでもお待ちしています。

20度越えの日が続き、いよいよ開花間近です。果樹の花の美しい季節が始まります!

梨の補植

3月に入り、一気に暖かくなりましたね。梅も嬉しそうに咲き始めました。まだ樹が小さいので花を楽しむには迫力不足ですが、かわいいです。


梨の補植を行いました。2年前に植えたのですが、温度管理など難しい点もあり1割の20本程度が枯死してしまいました。

植え替えは初めてでしたし、根圏栽培は植え替えが容易というイメージがあったのですが、これまた意外と大変でした。枯死したとはいえ台木は生きているものもあり、水を吸った土とともに撤去が大変でした。

それでも慣れてくると段取りよく進みました。植え替えの様子です。専用の培土を利用しており、それをしっかりと水を吸わせながら苗を植えました。

苗の様子です。根っこは2種類あり、地中を養分のあるところを求めてどんどん掘り進めていくフロンティア的な根っこと、養分を吸う細根です。太い根っこは折ることにより、細根のでを促すのがポイントです。

一通りの作業が終わると綺麗な形に出来上がります。2年の差があるとはいえ、うまく活着してくれると嬉しいです。今回の補植で新品種の「甘太」を導入しました。楽しみですね!

端境期のための無人直売のお休みについて

3月に入り急に暖かくなってきましたね。今年も様々な果樹の開花が早そうです。

端境期のため、無人直売機はしばらくの間、お休みとさせていただきます。また果物の揃う5月末~6月上旬の再開を予定致しております。

剪定作業も残りわずかとなりました。春の訪れとともに果樹栽培に励み、皆様に美味しいものをご提供できるよう取り組みたいと思います。

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