端境期のための無人直売のお休みについて
3月に入り急に暖かくなってきましたね。今年も様々な果樹の開花が早そうです。
端境期のため、無人直売機はしばらくの間、お休みとさせていただきます。また果物の揃う5月末~6月上旬の再開を予定致しております。
剪定作業も残りわずかとなりました。春の訪れとともに果樹栽培に励み、皆様に美味しいものをご提供できるよう取り組みたいと思います。
3月に入り急に暖かくなってきましたね。今年も様々な果樹の開花が早そうです。
端境期のため、無人直売機はしばらくの間、お休みとさせていただきます。また果物の揃う5月末~6月上旬の再開を予定致しております。
剪定作業も残りわずかとなりました。春の訪れとともに果樹栽培に励み、皆様に美味しいものをご提供できるよう取り組みたいと思います。
訳あって、ビワを1本掘り取っていただき、移植することとなりました。
もちろん移植など考えたことも無かったですし、肥沃な土壌で育ったと思うので、根も広がってるのではないかと心配していました。が、造園植木屋さんにかかればあれよあれよと根鉢ができました。
綺麗に掘り起こされてます。農業試験場の研修時代に、植木の研修で作業体験したことがありますが、これが難しいんです。やたらと触るとボロボロ崩れてしまって。久しぶりに間近に見れて、懐かしい感じと、さすがのプロの技を感じました。
麻布を巻いています。この巻き方も工夫されてて勉強になりました。
あっという間に樹が傾いて移植可能な状態に。ここまで1時間。手早い。。
この枇杷には移動先でも頑張ってほしいですね。
今年は粗皮削りに力を注いでいます。
樹皮の表面は時間が経過することで硬くなり、ひび割れた状態になります。そこにはいろいろな害虫が越冬するために隠れています。それを粗皮削りの作業、すなわち樹皮を削ることにより、中に潜む害虫を一気に減らそうというのが狙いです。被害を食い止め、減農薬にもつながります。
まずはブドウから。
ブドウの皮は筋状になっているので、繋がって剥けます。写真左が作業前、右が作業後になります。若干肌の色が違うのがわかりますか?
上に飛び出ている部分は。来年度の発芽する部分となりますが、そこも丁寧に削ってみると、います。
ややピンボケしてますが、白くなっている部分わかりますか?こちらが虫になります。このようなところに潜んでいます。ブドウはデリケートなので、すべて手作業で粗皮削りをしていきます。
つづいて柿とキウイです。柿とキウイは高圧洗浄機を使って、粗皮削りをしていきます。
昔は手作業でしていましたが樹が大きくなるにつれて、それも難しくなりました。高圧洗浄機の方が綺麗に剥がれますし、細かいところもピンポイントで狙うことができます。
こういった枝の分かれ目を重点的に狙っていきます。
最後にキウイフルーツ。爽快です。樹皮が飛んできます。
作業前
作業後
もはや色味が違います。ここまできれいになってくれると爽快です。地際は機械ではやりづらいので、鎌で掻いてみるとみるといました
樹皮の裏側に虫がいました。虫も必死ですから仕方ないですよね。でもこちらも必死です。今年も順調に育ってくれるよう、やれる準備はすべてします。綺麗になった樹木で、いい春を迎えられそうです。