東京都農業祭品評会2022&立川市農産物品評会

なかなか更新することができず申し訳ありません。

先日10月28日に東京都農業祭の品評会が行われました。今年も選りすぐりの柿とキウイフルーツを出品しました。

今年は柿が鳥の被害にあったこともあり、過去最高の果実にはいかないかなと感じていたのですが、それでも昨年の手応えを感じた手法を今年も継続したおかげで良質な果実を品評会へ出品することができました。

東京都農業祭品評会では2年連続の金賞をいただくことが出来ました。品種は昨年news everyでも取り上げられた「東京紅」になります。

2年連続の受賞は初めてで非常に光栄に感じます。農業においては天候などの環境が毎年違う中で、2年連続して評価されることはとても難しく意義あることと私は感じております。太秋は金賞まで及ばず良好賞でしたが素晴らしい結果となり、満足しております。

また、キウイフルーツでもレインボーレッドが優秀賞に選ばれ、こちらも手応えを感じました。

一方、11月11日には立川市農産物品評会が行われ、こちらも最も栄えある賞の東京都知事賞をいただくことができました。キウイフルーツの「東京ゴールド」となります。

東京都知事賞は柿、キウイと品目は違えど、3年連続の受賞となりました。こちらも驚きとともに光栄に感じております。特に立川市は都内でも農業が盛んな地域であり、技術力の高い皆様に囲まれた中で評価いただけて嬉しい限りです。

また、柿においても特別賞を頂きました

このような品評会に限らず、直売会での販売においても「美味しい」の皆様のお声は非常に嬉しく、充実感を感じております。また来年度も良好な果実となるよう取り組んで参りたいと思います。

引き続きよろしくお願い致します。

柿の収穫が始まりました

10月に入り、いよいよ柿のシーズンが始まりました。

今年はなんといっても鳥害にやられてしまいました。収穫が始まる前の9月上旬から、毎日毎日カラスがつついて食べていってしまいました。例年、落葉後の時期には果実が丸見えとなってしまい、鳥の餌食に、、ということはあるのですが、収穫1か月前から被害を受けるということは過去ありませんでした。

私自身も明日にはこないだろうと油断していたところもありますが、毎日、しかも日に日にカラスの数が増えていく状況に恐怖を覚えました。テグスを張る対策を講じた後は被害を抑えられていますが、今年は収穫数が例年より減ってしまいそうです。

オンライン販売で、ギフト用、自家用を受け付けております。特にギフト用に際しましてはお早目のお申込みをお勧めいたします。

粗皮削り

今年は粗皮削りに力を注いでいます。

樹皮の表面は時間が経過することで硬くなり、ひび割れた状態になります。そこにはいろいろな害虫が越冬するために隠れています。それを粗皮削りの作業、すなわち樹皮を削ることにより、中に潜む害虫を一気に減らそうというのが狙いです。被害を食い止め、減農薬にもつながります。

まずはブドウから。

ブドウの皮は筋状になっているので、繋がって剥けます。写真左が作業前、右が作業後になります。若干肌の色が違うのがわかりますか?

上に飛び出ている部分は。来年度の発芽する部分となりますが、そこも丁寧に削ってみると、います。

ややピンボケしてますが、白くなっている部分わかりますか?こちらが虫になります。このようなところに潜んでいます。ブドウはデリケートなので、すべて手作業で粗皮削りをしていきます。

つづいて柿とキウイです。柿とキウイは高圧洗浄機を使って、粗皮削りをしていきます。

昔は手作業でしていましたが樹が大きくなるにつれて、それも難しくなりました。高圧洗浄機の方が綺麗に剥がれますし、細かいところもピンポイントで狙うことができます。

こういった枝の分かれ目を重点的に狙っていきます。

最後にキウイフルーツ。爽快です。樹皮が飛んできます。

作業前

作業後

もはや色味が違います。ここまできれいになってくれると爽快です。地際は機械ではやりづらいので、鎌で掻いてみるとみるといました

樹皮の裏側に虫がいました。虫も必死ですから仕方ないですよね。でもこちらも必死です。今年も順調に育ってくれるよう、やれる準備はすべてします。綺麗になった樹木で、いい春を迎えられそうです。

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